Warning: Error while sending QUERY packet. PID=29117 in /home/uls/public_html/wordpress/wp-includes/class-wpdb.php on line 2344 朝比奈切通しと鶴岡八幡宮 - 日々の出来事

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2010.08.05

朝比奈切通しと鶴岡八幡宮・・・(散策)

暑い日が続きますが、家に閉じこもってばかりというのもどうかと思い、鎌倉の「朝比奈切通し」を訪れました。
初めての経験です。
横浜から京浜急行で「金沢八景駅」に行き、バスで朝比奈の停留所で降りて歩き始めます。
歩き始めると、右側に「イチイ」の大木があり、直ぐに「国史跡 朝夷奈切通」の説明板があります。朝比奈でなく朝夷奈切通(あさいなきりとおし)となっています。
鎌倉幕府は、仁治元年(1240)六浦津との重要交通路として、路改修を議定、翌年4月から工事にかかりました。執権北条泰時自らが監督し、自分の乗馬に土石を運ばせて工事を急がせた。鎌倉七口の中、最も険阻な路とのこと。

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入り口には、庚申塔が並んでいて、古い路を歩く期待感が高まります。 直ぐに「横浜横須賀道路」の下をくぐります。 鎌倉時代の道と、現在の道である自動車専用道路が交わるポイントです。

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市街地から一歩入ったところとは思えないほどうっそうと木が茂っています。進むと、ほどなく「朝比奈切通し」です。

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「切通し」は短い間ですが、これでも鎌倉時代は大変な工事だったのでしょう。
鎌倉時代には、六浦に全国から種々な物資が集められ、これらを切通しの路を通って鎌倉に運び入れたのです。
経済的な価値が高い路であったのですが、一方、防衛上の配慮も十分に施された路でした。

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しばらく樹林の中を進むと、左に「熊野神社」への道が分岐しています。

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少し距離はありますが、熊野神社に参拝することにしました。鳥居の辺りには、一面に藪茗荷(やぶみょうが)が茂っていて、白い花が咲いていました。

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人の気配が全く感じられない山道を進んで辿り着いた熊野神社は、新しい本堂で予想以上に立派なものでした。
二礼二拍手一礼でお参りします。 そして、元の分岐点まで戻って進むと直ぐに峠の頂上で、後は下りです。

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下りに差し掛かると、湧き水で濡れた岩やぬかるんだ道で、歩き難く滑りやすくて、尻餅をつかなかったのが不思議なくらいの道でした。ようやく、樹林の密度も下がり明るくなってきて勾配も緩やかになり、山道も終わりが近づきます。

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母親と二人の息子が川遊びをしていました。今日は特に暑いので、川遊びは楽しいことでしょう。
ここの滝は朝比奈切通しを一夜で切り開いたという伝説の剛力武士、朝比奈三郎に因んで「三郎の滝」と名付けられています。そして、日本語以外にも英語、中国語、ハングルで書かれた「朝夷奈切通」の説明版が立っていました。

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約1時間の旧道歩きを終え、金沢街道にぶつかり、滑川沿いの道を進みます。

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最初は鶴岡八幡宮まで歩く予定でしたが、あまりの暑さに恐れをなして十二所のバス停でバスに乗りました。10分ほどで鶴岡八幡宮に着きました。

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鶴岡八幡宮の大木といえば、今年の春に倒れた大銀杏を思い浮かべますが、入り口の橋を渡ったところにも、樹齢700年の「マキ」の大木があります。参道の両側に細い棒が立ち並んでいるのは、ぼんぼり祭りの準備です。

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鶴岡八幡宮を訪ねた目的は、春に倒れた大銀杏のその後を見るためです。4月13日に訪れたときは残った根からヒコバエが少し芽吹いた程度だったのですが、今回は残った根からも、移した太い幹からも元気に新芽が育っていました。倒れた直後は、芽吹くかどうか心配したものですが、驚くほどの育ち様です。

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とにかく暑い日です。お昼の時間になりました。途中で昼食を取り、帰宅することとしました。
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